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アカエイは8月、9月の夏の魚だ(写真1)。夏になるとアカエイがごく浅い砂浜までやってくる。夏休みの観光用の地びき網に、水深数mのところに、体重10kgを超える大型のものが出現することもある。
アカエイと言えば、「毒棘」が怖い、危ない、となるが、むしろ、いかに美味しいか、について語るべきだ。漁業者は、大型定置網にとれたものは最初に尾を切り取り、次に、食べる部分は胸ひれだけなので、それをいくつかのブロックに切り分ける。
後は、鮮度がよいものに醤油と日本酒、生姜を多めに入れで煮るだけ(写真2、写真3)。夏は、アカエイの煮付けの厚い筋肉とシャリシャリした軟骨にビール、それでOKだ。 |