マダラは2月になると産卵する。これまで水深300〜200mで餌を「たらふく」食べていたものが、水深100〜50m程度の浅い場所に集まる。それが、漁獲盛期であり、もっとも美味しい時期だ(今年の初荷:写真@、A)。
この時期は、たらの子(卵巣)とだだみ(精巣)を食べる旬だ。身はもちろんのこと、肝臓、胃などすべてがすばらしい。
1月11日、にかほ市「タラ料理でおもてなし んだっ鱈にかほ市へ!」のイベントに行きました(写真B:2016年1月9日から2月7日まで)。
写真Cたら鍋。ざっぱ汁は、骨、肝臓、だだみなど、複雑なほど美味しい。
写真D:だっ鱈丼。昆布締め、だだら(精巣)刺し、うわてん漬け(タラの魚醤)、など。
2月4日は「掛魚まつり」(かけよまつり)です。金浦山神社で350年以上にもわたり、マダラを奉納する、漁師の漁業に対する感謝、お礼のまつりです。
まずは、自分の舌で味わいましょう。
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