要注意!
メダカ 善意の放流が裏目に
 メダカはホタルと並んで学校ビオトープや公園への放流が積極的に行われてきました。しかし、産地の異なる集団や元々いなかった場所への導入により、地域特有の集団が遺伝的に汚染されるという結果を招いていることがあるようです。最近の研究で、日本のメダカは大きく「北日本集団」と「南日本集団」に分かれており、それぞれが別の種であることが判明しました。見た目には同じ種であっても、他から持ち込まれた個体を放流することは、善意だとしても保全にはなりません。最近、メダカの飼育がブームになっているようですが、無責任な遺棄や放流は絶対にやめましょう。

←特殊切手「自然との共生シリーズ 第2集〜日本の希少野生動植物〜」 H24.8.23(木)発行(掲載許可を受けています)
 Top
 Top